「悪貨」 島田雅彦著

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ビンゴ、幸村です。


貝塚さん家のボンは、悪役ながら予想のキャラと路線が違いました。
彼は彼で良かった！良かったよ！！
大阪のワンマンショーで、生貝塚の高笑いに半べそかいたけど(笑)、
あのキャラはあのキャラでありだ。うん。
ただ、幸村さんのストライクゾーンではなかった。←


この秋！
ド・ストライクなキャラが！！
幸村さん垂涎ものの、みっちーに是非とも演ってほしいキャラがやってくる！！

「悪貨」の野々宮冬彦どん。（どん？）

冬彦どん、よいキャラですょ～(うへへ)。←
うんうん。
こういうのを待っていたのよぉぉ～～！！！


ただ。


時代の波に乗っていない幸村家。
アナログな民の幸村家。
ちょっと前まで、黒電話だった幸村家。
１～０までを、　ジリリリリリ‥　とくるくる回しながら電話かけてた幸村家。
急いでる時、無理矢理戻る回転を速めて電話かけて、違う番号になって困った幸村家。
今もお部屋に黒電話(繋がってはいない)がおわします幸村家。
一家そろって、ガラ・ケー子な幸村家。
スマートなフォン太郎なんて、恐ろしいです。←


そんなアタシん家。
 
 
パラでボラなアンテナなんぞあるはずもない。


かねがね申しておる通り、
パラボラーなアンテナーは夢のまた夢でございます。
通常のテレビジョンアンテナーさんでさえ、なんか受信が危ういんじゃね？っていう(笑)
そんな我が家に、お椀型あんてなーなんて！！
※テレビよりラジオの方が重宝してるからです。


乗り遅れてるんじゃないんです。
乗ってないんです。(ここ重要)
だっておいらたちには差し迫って必要ではないから～★☆
ね‥。
何てったって、テレビよりラジオな一家だから。
ちょっと前まで、二層式の洗濯機もあったくらいだから。

どこまでも‥どこもまでもアナログ‥。

昭和の世界が広がっているであろう幸村家(笑)
まあ、それで不便してないからよいのです。


そんなわけで(？)。


１１月放映開始WOWOWドラマ「悪貨」

観　ら　れ　ま　せ　ん　こ　と　よ　！！

は？！
加入すりゃいいじゃねーかですって！？
知っとるょ！！冬彦どんのクリアファイルもらえるキャンペーンしとるし！！
入れば観られることは分かっとるんよぉぉぉおお！！

でもごめんね、みっちー。

アタシん家は、５回のドラマの為にお椀を屋根に取り付けることはせんのじゃ‥。
‥でーぶいでぇ(訳：DVD)になってくれるのを切に願う。
だってド・ストライク・キャラなんだもんっ♪



‥とかいう諸々の事情から、原作読みました。
なんてこと！
こんないい役(幸村基準)を演るのにリアルタイムで観られないなんて！

小説読んでてこんなに興奮したの初めてかも。
ドキがムネムネっていうの？(多分違う)
どの作品を拝見する折にも、脳内で映像化するんですが、
今回のはよりリアルだった。
あと、島田さんの文体とか文字の選び方が自分に合ってるんだと思う。
読みやすかったです。
読むっていうより、文字が向こうからこちらに入ってきてくれるって感じ。

多分に、冬彦どんがみっちーで映像化されてたから、
感情移入しやすかった、てのもあるだろうけど(笑)










＋　＋　＋　以下、原作ネタバレ。　＋　＋　＋










冬彦どんが脳内でみっちー。
ドラマ観てないから、完全に自分の想像で動かせるみっちー冬彦。
ちょっと、今までにないトキメキでした(笑)

これいいかも～。
次からこれ使おう。
みっちーが出るドラマの原作が分かれば、
ドラマ放映が始まる前に自前で作り上げる！

予想とどうちがうかを楽しむことにしましょう。


そんな楽しみと、島田さんの文体が合わさって、
非常に盛り上がりました。
心臓にはよくなかったかもしれないけど(笑)
あれだけドキドキしながら読んだらね‥。

無論、冬彦どんに１００％感情移入して読んでますわな。
冬彦丼‥違う‥冬彦どん目線で世界を見てますわな。
ドラマありきで原作読んじゃうと、
客観的に見ちゃうから、一歩踏み込めないアタシ。
でも今回は、冬彦どん視点でのめり込みました。
冬彦どんにはあれこれ願っちゃいます。
そんな訳で、
「ノノくんが冬彦どんで、冬彦どんがノノくんでした」という勝手な設定を設けてみたり(笑)

おーまいぐっどねす！！
何たるばっどえんど！！
これ読んだらルルーシュもビックリだわ！！
「俺よりばっどえんどじゃん！」みたいな(笑)
まあ、現実的と言えば現実的。
限りなく、理想を削ぎ落として行き着く先はこの顛末であろうことは納得できます。

でもそれじゃあ、冬彦どんが悲しすぎる。
ショックすぎて、丸１日経っても幸村くんが心身憔悴状態です(笑)
そこにきて、録画してた「新劇場版ヱヴァンゲリオン：Q」を見たせいで、
精神的ダメージ２乗以上(笑)。
カヲルくん～～～～～～！！！！まさかの～～～～！！！！
どうしてアタシが感情移入するキャラはこうも儚くなるのだろう‥。

でも、そこは妄想の幸村さん(？)。
話の先を脳内補完＊:。*:・＋゜
冬彦どんには、ちゃんと幸せになってもらいました。
いっそ、二次書いちゃいたいくらいの念力で(笑)
 ３パターン作って、自分を落ち着かせました。

展開すればするほど、手に汗握って読み進めてきたのに、
ラストは容易く予想出来てしまったのもショックだった。
でもちゃんと、抜け穴見つけられる描写が所々にあったから、
そこから勝手に話付け足してみたのYO！
みっちー変換な冬彦丼‥ふゆ‥冬彦どん‥(丼がトラウマになりそうになってきた)
みっちー変換な冬彦どん(やり直した)だからネ！
ハッピーとアンハッピーな結末ならOKだけど、
バッドエンドは衝撃が大きすぎるょネ。

‥ドラマ、原作に忠実に作るのかなあ？

脚本でちょっともじるのかしら。
シリアス路線で行くならこのままか‥。
エンターテインメントで描くなら、転覆ありか‥。

いづれにせよ、ツボすぎて鼻血が止まらないのは目に見えてる。
DVD観る時、桶用意しとかなきゃ。←


それにしても。
島田さん、みっちーをイメージしてキャラ作ったんじゃないかしら。
容姿、外見他もみっちーに合うし、
何より好物に　ホタルイカ　入ってたョ。
イカ、みっちーの好物よネ。
５月と言えばイカ！みたいなことオールナイトニッポンGOLDで言ってた。
歯が欠けた苦い思い出があろうと(笑)、イカ好きなんだろう。

冬彦どんの説明や描写を重ねれば重ねるほど、
リアルにみっちー演じる冬彦どんを映像化出来ました。
すばらしい。


そういえば、
「冬彦さんタイプ」ってものがあるそうだが、
本読んでると、この冬彦どんとおおよそ設定も重なる。
島田さん、このこと知ってて、冬彦って名前になさったのかしら。
今はそれが気になるなあ(笑)




まだまだいっぱい書きたいことあるけど、
取り敢えずそんな感じ。
久々に、記事書くの盛り上がっちゃった(笑)
最近落ち着いてたからなあ。
この調子が戻ると嬉しいところ。