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幸村が気侭に綴るblog。 及川光博氏のメッセージ性・自己実現への姿勢を見習う日々。
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おはようございます。こんにちは。こんばんは。
散々聴きこんでますヨ、幸村です。

及川光博&THE FANTASTIX
「ファンタスティック城の怪人」

総括すると、
最初から最後まで、世界観が一貫されてて実に具体的。
プロの仕事を「これでもか!」って程、見せつけられた感じです。
メンバーひとりひとりの実力に、圧倒される。うん。すごかった。
多分、どんだけ聴いても飽きないです。
聴けば聴くほど、深みが増すんじゃないかと。(現に増してるんだって!)

歌詞に関しては、
「みっちー、幸せなんだろうなあ。私生活も含めて、充実してるんだろうなあ」
って感じました(笑)
何て言うか、丸くなったっていうかさ。
90年代の歌詞とかと比べると、すごく柔らかい。
自身の内面を吐露してる作品がないかも。
コンセプトが、ヴァンパイアでゴシック・ホラーってのも関係してるかもしれないけれども。
みっちー自身の、個人的な視点を綴った歌詞がなかった気がする。
テーマが「愛と孤独」の通り、一途な愛がどの楽曲にもあふれてた。

だからっていうこともあるんだけれども、
かつての作品より、「言葉」としてのメッセージ性は弱い印象を受けました。
そりゃあもちろん、みっちーのメッセージは「ぎゅっ!」と詰まってるし、
伝えたいことはビリビリ伝わるんだけどね!
メッセージは伝わるけど、言葉の表現は穏やかになってるなあと。

幸村は個人的に、90年代とかの歌詞世界が好きで(笑)
ギラギラしてて、自分の中にあるエネルギーを持て余してる感じ。
その抑えきれない感情を楽曲に注ぎ込んでるような。
触れた瞬間、指先を切ってしまう程の鋭さを感じる表現というか。

だから、なんか「みっちー、穏やかになったなあ」ってのが、
このアルバムを通して聴いた直後の感想でした(笑)
幸せや充足感の中にあるから、きっと柔らかくなったんだろうなあとか、
勝手に思っています(笑)
みっちーの中で、かつて抱えていたものに対して、
色々と答えが出てるんだろうなあとも思ったり。


+++ 曲別の感想メモ。 +++


1曲目から、世界観バッチリ!!
流石、龍ちゃん!!

初めてCDをかけた時。
1曲目を聴いている時点で、すごく鳥肌が立ちましたよ~。
テーマカラーが「ブラック×ブルー」ってことも納得。
これは確かに、ジャケットの背景色の世界だわ。
音楽聴いてると、頭の中で映像が流れる流れる(笑)
非常に具体的にイメージが湧いてくる~~。
こういう世界観好きなんですよね。

で、一人で何だかんだ感想つぶやいてたらキタコレ!!
アタシの大好きなタイプの楽曲!!
#2「Slave of you」
あー‥もう逃げられない‥(笑)
2月末かな?タイトルが発表された時から、この曲には期待してました(笑)
期待以上‥!!想像以上!!予想以上!!

「恋愛中毒」とか「不純異性交遊」とか「夜行性ガール」とか「Lazy」とか「ロリータの罠」とかあれとかそれとかこれとか、どれって挙げれば限がありませんが、こういう系 好 き な ん で す よ (真顔)。

何だっけ?
ブラック・コンテンポラリー‥?
ミドル・テンポ‥?
詳しい種類とかって分からないんだけれども、こういうの好きなの!!
多分、みっちーの楽曲を系統で分けたなら、
一番好きなサウンドだと思う。

歌い方もねぇ~~好きな歌い方ですよぉ~~vv
断トツトップで、このアルバムのNo.1。


ほかの楽曲は、どれも聴けば聴く程好きになっています。
や、「Slave of you」の衝撃が大きすぎて‥。
最初、他の歌が微妙に沁み込んでこなかったっていうか(苦笑)
今は、どの曲も大好きさ!


#9「怪人ミッチーが来る!」はインパクト大きかったです(笑)
これ、最初に聴いた時は憚らず大爆笑してしまいました。涙出てきたもん。
「本気でふざけてる!!命懸けで笑いの歌作ってる!!」と思いました。
それすなわち!真摯で真剣な作品ですよね。おふざけじゃないっていう。
でも、ここまでするとは思わなかった(笑)

「♪ まぶたが~」 は、素敵だと思います。
あと偏平足フレーズもナイスです(笑)


#8「ホラー定食」
これは‥いろんなネタが詰まってる(笑)
ゆくミッチーくるミッチーのネタまで入ってる‥?
何より、みっちーのキャラの作り込みに驚いたですよ。
ちゃんとキャラ立ってる。
#3「幻惑のラビリンス」での語りでも驚いたけど、
キャラが確立されてていいなあと思いました。

「汝ではない」×2

が好きです(笑)
あと「トマトを‥」の言い方(笑)
つっこみ始めると限ないのがまた(笑)

期待していいのかな?
ファイナルで、「生・ホラー定食」期待していいのかなっ!?
オリックス劇場なら、カメラも入れるし、
今回はDVD収録をファイナルでしてくれるかもと期待。
加えて、寸劇も期待(笑)
去年の定食は、DVDには入らなかったものね~。
師匠のテンションは、記憶に新しい(笑)
だから、今年は是非とも~~~!



#12「Don't forget me」
切ない‥。
ものすごく明るく聞こえるけど、内容は非常に切ない‥。
こういう歌、得意ですよね。
お家芸と言っても過言ではないのではないだろうか。

あ~~~~~‥。
勝手に書いちゃいますよ!
なんか、久々に書いちゃいますカラね!!
きっと、ワンマンショーを見てしまうと、
このイメージ映像はライブ映像にすり替わってしまうだろうから(笑)
今のうちに書いちゃうんだから!!

個人個人のイメージってあると思うので、
幸村のイメージにご自身のイメージを壊されてしまうのでは、と懸念される方は、リターン!(笑)
読んでから後悔しないように、今のうちにリターン(笑)



これは勝手なイメージですが。
後奏の最後の最後。
真実の愛に気づいたヴァンパイアが、
ヒロイン(?)に別れを告げるシーンで、
音楽が一気に落ち着く瞬間(ラストの15秒)、
朝日を浴びて灰になってゆく映像が浮かびます。

ミッチーマイアーが、
自分に言い聞かせるつもりでもあったのかもしれないけど、
歌詞の内容を、ぽつぽつと独り言のようなトーンで伝えて。
話してる間ずっと見つめていた視線を外した後、
「この200年で、一番の夜明けだ‥」と。
明るくなってきた東の空に呟いたのを、彼女が「え?」って訊こうとした瞬間。

木々と空の境界から一条、細くて鋭い光が差して、
正面から赤い衣装を射抜くと、そこだけ白く砂のように崩れ始める。
それに気づいた彼女はマイアーと朝日の間に入って、彼を庇おうとするけれど、
飛び込んできた彼女を抱きしめながら、マイアーが自分から光に身を晒すように向きを変える。
腕の中の彼女に微笑みつつも、陽射しを受けたところから少しずつ灰に変わっていく。
その時のモノローグが、歌詞のラストのサビなんですよ!!!!(熱弁)

「ありがとう。本当に‥ありがとう」

最後に強く抱きしめながら、耳元に囁いた後。
腕の分だけ体を離して、
彼女の頬に触れようとした手が、さらさらと崩れ始める。
時間切れだね、とでも言いたそうな困った笑顔を浮かべた刹那。
森の境界線を抜けた朝日が、一気に差し込んで、灰化が加速。
確実に音を立てて消えていく中で、
切なそうな瞳をしてから、とても優しくて幸せに満ち足りた笑顔に。
そのまま、彼は彼女の目の前でかたちを変えていきました。

足元のきらきらした砂のような灰が柔らかい風に流されていく中、
朝日と共に残ったのは、
胸に拳を当てて涙をこらえる彼女と、その手の中に握られた白い灰。

主を失った城と森は、この200年と何ら変わらない朝を迎えているのでした。



‥っていう感じ?!

ベッタベタなイメージ映像ですが(笑)
でもこういうのトキメクのよ~~~~!!←
切ないぃぃぃ~~~~!!!

真祖であれば、復活出来たりするわけですが、
きっとこのミッチーマイアーはそれを望まないだろうなって。

ずっとずっと一つの魂に拘ってきて、
200年の間待ち続けて、
漸く相手が生まれ変わって現れたのに、
出逢ってからの展開は予想していたものと違った訳で。
あれこれあって(想像している話を書くと長すぎるから割愛・笑)
自分のためだけではない愛の形に気づいた今、
これ以上生き永らえることに意義はないことを知ったんだろうな~と。
だって、相手と添い遂げるためだけに200年生き続けてきたと思うから。
200年も待てるくらいだから、余程の想いだったんでしょうね。
だからこそ、
相手の幸せと笑顔を望む気持ちって強いだろうし。
自分のものにすることが相手の幸せではないって思ったなら、
それこそ自分が消えることを厭わない。
自分が消えても、想いの丈を彼女にちゃんと伝えられたなら、
相手の中でずっと自分が残るなら、それで充分。
自分の想いも、200年の待ちぼうけも、
この愛の形を知るためのものだった、と納得できる。

だから、朝日を浴びて灰になっていく彼は、
とても優しくて幸せに満ち足りた笑顔なんですよ(アタシのイメージ映像では)。
心なしか、目に涙が浮かんでいる。

最後の最後になったけど、彼女が自分を守ろうとしてくれただけで、
きっと彼の200年は報われたと思います。
叶えられなかった愛でも、
想いが通い合った瞬間があったなら、幸せだと感じてるんじゃないかな。


よおぉし!!
これで心置きなくワンマンショーのステージを見られるぞ!(笑)
イメージがすり替わっても、大体は思い出せるはずだ!

それにしても、真剣に小説風に書くべきか、
日記調で書くべきか、非常に悩みました。
だからもっそい中途半端。でもいいのよ。どうせメモなんだから。
‥もっとじっくり小説化させたくなってきたなあ(笑)
最近書いてないからなあ‥。
時間とやる気があれば、書くかもしれない。
取り敢えず、ステージ観て世界観をもっと掴んでからですね。
もし実行するならね‥。


そんな感じで!
CDは、みっちーのこれまでの実力がぎっしり詰まっている作品に仕上がってると思います。
言葉も万人に馴染みやすいだろうから、歌詞に関しては好き嫌いって少ないんじゃないかな。
幅広い音楽と、様々な芸(?)を味わえる贅沢な一枚ではないかと。
「怪人ミッチーが来る!」は、賛否両論あるかもしれないけど(笑)
アタシはこういうのも平気なので無問題っス。

想像力を掻き立てられる作品でした。
ありがとう、みっちー!!
ワンマンショーで逢えるの楽しみにしてる~~~!!!
プロフィール
HN:
幸村玖月
性別:
非公開
趣味:
ストレッチ。歌。シャドーイング。
自己紹介:
≪座右の銘≫
「憧れる暇があるなら見習え」
「どうせやるなら大胆に」

≪見習いたいひと≫
・及川光博
・野村萬斎
・ペ・ヨンジュン
・四代目猿之助

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